窯とは

窯とは

主に日本では陶芸に多く使用されていると思われます。
その他、ガラス工芸、ナイフの製造、研究用、産業用などにも使用されます。
つまり、高温での熱処理を必要とする場合に使用されます。
高温を保持するため、レンガ、セラミックウールなどで外部と絶縁されています。
ちなみに、セラミックウールは経年変化で脆くなりメンテナンスが困難な場合があります。
蓋の開閉部の位置により横扉式、上扉式、炉壁昇降式と区別されますが、日本では炉壁昇降式は製造されていないようです。
焼成温度は最高でも摂氏1,300度のようです。弊社では1,315度に耐えうる窯も販売しています。
一般的に日本の陶芸では、素焼きは800度、釉薬を塗った本焼きの場合は1,280度程度を使用されているようです。

窯の種類

熱源別

電気

・電気窯は電気の抵抗により電熱線と呼ばれる合金を熱することにより炉内温度を上げるような仕組みになっています。

・コントローラーと呼ばれるIC回路で窯を制御することが可能です。

・コントローラーは主にボタン式、タッチスクリーン式、コーンの溶倒を利用したアナログ式などがあります。

・コントローラーは各社色々と工夫していますが、その内容は簡単なプログラムから、高度で繊細なセッティングが可能なコントローラーまで様々です。

ガス

・主にプロパンガスを利用したガス窯と言われる窯です。

・ガスバーナーから出る炎を熱源としています。

・還元がかけやすいですが、その反面、完全な酸化焼成が困難な場合もあります。

・一般的にコントローラーは装備されず、熱電対と温度計で温度管理します。調整はバーナーのコックでガスの流量、ボンベの圧力調整器で圧力を調整、ダンパーの調整でコントロールしますので、初心者には難しいところがあります。

窯を購入するときの注意点

メンテナンス性

窯はいつか故障します。その主な故障は、電熱線、リレー、熱電対です。
これらの故障はどのような窯でも消耗品ですので交換する必要があります。
そして、これらの部品をオーナー自ら素早く簡単に交換することが維持費の低減につながります。
窯を買うときは価格とか容量ばかり気になり、メンテナンス性までは気が回らないのが実情ですので、十分比較検討されることをお勧めいたします。

部品単価

窯を維持する上で交換費用もさることながら、部品単価も購入前に押さえておきたいポイントです。
安く買った窯も、部品が高価だと購入資金に匹敵するような額をメーカーから請求される場合もあるようです。
実際、ネットでもメーカーから新品を買ったほうが安いと言われ、ご自身で炉壁、電熱線を交換された方もおいでのようですので、購入前にメーカーに問い合わせた方が安心できます。

製造国

製造国もある程度確認が必要です。
ウェブ、カタログにその記載がない場合が見受けられます。

製造国がわかれば、将来にわたり部品供給に支障が出る可能性が高いか低いかを想定できます。
日本企業が外国で製造管理をしていたとしても、政情不安で部品供給が滞る場合も想定されます。(あくまでも想定です)

弊社では外交上、政治的にも安定し、良好な関係の米国の窯を扱っています。

Posted by hot-tom-jp